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経済学部生が考える「経済学」を学ぶ意味

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こんにちは!チキです!

 

今回は、なぜ大学生になって[「経済学」を学ぶ必要があるのか?

その問いについて知的戦闘力を高める 独学の技法が紹介していたので、ここでシェアしようと思います!

 

知的戦闘力を高める 独学の技法

知的戦闘力を高める 独学の技法

 

 

 

経済学の知識は教養である…?

文系と言えば、「法学」「文学」「神学」「経済学」「商学」「社会学」などが昔からありますよね。

 

僕のイメージですが、経済学部で大学に入学する学生は、「将来のイメージがないからとりあえず経済にした」「お金持ちになれそう!」みたいな理由で、経済学部に申し込んだ人が多い気がしますw

 

それではあまりにも経済学を学ぶ意欲が無くなりますよね。

ここで一度経済学を学ぶ意味を考えてみましょう。

 

経済学を学ぶ意味について、一般的に言われているのは「社会人の常識だから」「世の中の仕組みを把握できる」といった「教養」的な有用性を語られる場合が多い気がします。

 

これだと、「じゃあ、別にわざわざ大学行って学ぶ必要がなくね?」と思ってしまい、勉強しなくなりますよね...

 

経済学を学ぶ意味①ビジネス世界での戦闘力を上げる

「もっとかっこいい理由で学びたい!」と思い、いろいろ考えてみましたが、2つかっこいい理由を思いつきました。

 

1つ目は「ビジネス世界での戦闘力をアップできる」です!

 

当たり前かもしれませんが、経済学は「経済」や「市場」の勉強をします。そして,

「市場」とはビジネスの基本的なルールを規定しています。

 

ところで、ビジネスには「競争」という側面があります。その競争のルールは、誰がどのようにして決めたのでしょうか?

 

首相?国会?警察?公正取引委員会

 

答えは、「市場」なんですよね。

 

僕が最近ハマっているサピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福でも書かれているのですが、人間は「虚構の存在」を信じることができます。

 

例えば僕たちは「1万円札」を大事にし、商品と交換することができますが、サルには「ただの紙」でしかありません。そこには紙以上の価値をないのです。

 

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

 

 

少し話が逸れたんですが、人間はビジネスのために市場を作ったんですけど、人間とは別に市場がルールを生み出したんですね。

 

したがって、市場がどのように振舞うかを知ることが、ビジネスのルールを理解する上で重要になってくるのですが、この「市場の振舞い」の歴史や様子、規則を勉強しているのが、経済学なんですよね。

 

経済学では「厚生の最大化」を目指します。簡単に言うと、市場が健全な競争を行い、誰も商品を適切な値段で買える社会を「ハッピーな社会」として、これを阻害する要因を排除することを考えます。

 

つまり、どのようにすれば1社が市場を独占し、不適切な値段で商品を販売している状態を避けることができるかを考えているのです。

 

逆に言えば、市場に参加している企業側から見れば、どのようにしたら市場を独占でき、より高い利益率で商品を販売できるのかを考えるのが、「経営学」です。

 

経営戦略で有名なマイケル・ポーターさんは、経済学で博士号を取っていました。

 

まぁそんな感じで、経済学を学ぶことによって、ビジネスの世界における知的戦闘力の向上に繋がることが分かると思います。

 

経済学を学ぶ意味②「価値」の本質を理解できる力が身につく

皆さんは「モノの価値」をどのようにして決めているか知っていますか?

なんで「モンスターエナジー」は210円なんでしょうか?100円じゃダメなんでしょうか?

 

昔、マルクスという人は「モノの価値は、生み出すために必要な労働の量」で決まると言いました。これは「労働価値説」という考え方です。

 

ここで1つ疑問が生じませんか?

 

例えば、トヨタ自動車の生産性は世界一と言われています。生産性が高いというのは、「時間と手間をかけていない」ということです。じゃあ、トヨタの車は他社と比較して価値が低いのかと言われると、そうでもないですよね。

 

現在では、モノの価値は「需要と供給」によって決まるとされています。

 

同じ品質の野菜でも値段が変わるのはそのせいです。台風があって野菜がほとんど収穫できなかったときは、値段が高くなりますし、いっぱい取れたときには値段が安くなります。

 

この「需要と供給」の原理を活かして大儲けした会社があります。

 

20世紀初頭、南アフリカでダイヤモンド鉱山の開発が激しく、ダイヤモンドは過剰供給の状態でした。ダイヤモンドの価格はどんどん下落して、「いつか水晶と同じ値段になるのでは?」と言われた時期がありました。

 

このとき、アーネスト・オッペンハイマーという事業家は、あらゆるところから資金を調達して、採掘したダイヤモンドを買取りました。

 

ちょうどこの時期は世界恐慌の後だったので、みんな喜んで提供しました。

 

その上で、市場に供給するダイヤモンドの量を意図的に絞ることで、ダイヤモンドの価格を吊り上げることに成功しました。

 

こうした事情を知れば、いかに「モノの価値」の本質を捉えることができれば、ビジネス世界における知的戦闘力を高めることができるか分かりますよね…

 

てことで、経済学部の学生さんはこの辺を意識して、勉強すると割と楽しく勉強できます!ありがとうございました!

 

p.s.氷や水も東京のキャバクラでは500円~1000円ぐらいするそうですよ...

 

今回紹介した本↓

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